今回は,現役で大阪大学工学部に入学した私が大阪大学の二次試験対策で使っていたおすすめの参考書を紹介していこうと思います
はじめに
私が大阪大学の二次試験で選択した科目は以下の科目です
- 数学
- 英語
- 物理
- 化学
なので,今回はこれらの科目の二次対策で私が使っていたおすすめの参考書を紹介していこうと思います
数学
数学のおすすめ参考書は以下の5つです
進め方
青チャート(IA, IIB, III)
早い段階(高2まで)に受験勉強を始めるという方は,三年生になるまでに一周しましょう
本格的な入試問題を解く前の基礎がために非常に役立ちます
ただし、分量がかなり多いので,私は Exercises という練習問題の部分を解いていました。
その中でもわからない部分は例題で基礎的な解き方の復習をするという形で勉強していました。
文系数学のプラチカ
しかし,実際には部活等で忙しく,今から青チャート一周なんてできないという方も多いかと思います
そこでおすすめなのが文系数学のプラチカです
理系でなく文系のプラチカをお勧めする理由は、
文系数学の方が解説が丁寧に記載されており,解説を読んで解法を理解しやすいためです
こちらの参考書は分量が少なく,各分野の基礎から少し発展的な問題までを扱っているため,
素早く数学の基礎固めをしたいというかたに非常におすすめの一冊になっています!
阪大の数学20ヵ年
これらを終えた後におすすめの参考書が阪大の数学20ヵ年です
大学によって出題される問題の傾向が異なるので,その傾向を掴んでおくためにも過去問が多く掲載されている20ヵ年をおすすめします
私はテスト用に直近5年分は残しておいて残りの15年分を何回も解き直すという使い方をしていました
英語
阪大英語は長文読解と英文和訳,和文英訳,自由英作文があります
私は和文英訳と自由英作文に関しては,当時通っていた塾の先生に問題を出してもらい,英作文を添削してもらうという方法で勉強していたため,参考書は使っていませんでした
なので,私は長文読解対策と和文英訳対策で以下の3冊の参考書を使っていました
進め方
速読英単語
こちらは単語の勉強というより,速読の練習として使っていました
1ページほどの文章と目安の制限時間が書かれているので,
制限時間内に速読できるようになるまで繰り返し練習することで驚くほどに速読力が向上します
ポレポレ英文読解プロセス50
英文和訳対策の参考書として非常におすすめです
省略や挿入,倒置など英文和訳で誰もがつまずく文章構造の見抜き方が網羅的に解説されています
さらに分量も約130ページほどで簡潔にまとまっており,短期間で英文和訳の実力アップが実現できます
私自身ポレポレを3周ほど解いた頃には,阪大の過去問に出てくる英文和訳の文章構造を容易に見抜くことができるようになりました
阪大英語20ヵ年
最後に阪大英語20ヵ年ですが,これは数学の時と同じです
阪大英語の傾向に慣れるために過去問20年分は絶対に解いておきましょう
物理
物理のおすすめ参考書は以下の二つです
進め方
体系物理
こちらは受験勉強初期の基礎固めに使っていました
受験勉強の初期は網羅的に基礎固めをする参考書をわからない問題がなくなるまで繰り返し解くのがおすすめです
このような観点でいくと「物理のエッセンス」なども受験勉強初期におすすめの参考書と言えそうです(私は持っていませんでしたが)
阪大の物理20ヵ年
このような網羅的問題集を解き終わった後は他の科目同様,過去問20年分を解き,傾向の理解と対策をしていきましょう
化学
化学のおすすめ参考書は以下の三つです
進め方
化学重要問題集
網羅的な基礎固めに最適な問題集です
こちらもわからない問題がなくなるまで繰り返し解いていくことで,
阪大の過去問に着手できるまでの基礎能力が身につきます
これが終われば、過去問を20年分解いていきましょう
まとめ
今回は,私の経験から大阪大学工学部の二次対策におすすめの参考書を紹介しました
基本的にはどの科目においても,網羅的問題集 →(発展的問題集)→ 過去問20年分という流れで勉強を進めることが成功の秘訣です
今回私が紹介した参考書に限らず,この勉強法は実践できると思いますので,様々な記事を参考にして自分にあった参考書をぜひ見つけてみてください
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